マンジャロを始めるときは「どのくらい体重が減る?」に目が向きがちですが、続けていくうちに気になってくるのが、やめた後のこと。
実際、マンジャロ(チルゼパチド)を中止した後に、体重が増加したことを示す臨床試験があります。[1]
一方で、体重の戻り方には個人差があり、中止後の体重増加と「依存」は分けて考える必要があります。
この記事では、マンジャロをやめた後のリバウンドや体重・食欲の変化、やめるタイミング・やめ方について、臨床試験のデータをもとに解説します。
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マンジャロをやめたらどうなる?体重・食欲の変化
マンジャロの有効成分であるチルゼパチドは、GIPとGLP-1というホルモンの受容体に作用するお薬です。食欲を調整する働きなどを通じて、食事量の減少につながることがあります。[1]
チルゼパチドの半減期は約5〜6日とされており、中止した後もすぐに体内からすべてなくなるわけではありません。[4] 使用中とは食欲や食事量が変化する可能性がありますが、変化の現れ方やタイミングには個人差があります。
また、臨床試験では、チルゼパチドを中止した後に体重が増加する傾向が確認されています。[1] ただし、中止後の体重の変化には個人差があり、すべての人が同じように体重が戻るわけではありません。
マンジャロをやめた後、体重はどのくらい戻る?
マンジャロをやめた後の体重変化について調べた臨床試験「SURMOUNT-4」では、肥満または過体重の成人がチルゼパチドを36週間使用した後、使用を継続するグループとプラセボに切り替えるグループに分け、その後52週間の体重変化を調べました。
最初の36週間では、平均20.9%の体重減少がみられています。
その後52週間では、
- 使用を中止したグループ:平均14.0%体重が増加
- 使用を継続したグループ:さらに平均5.5%体重が減少
という結果でした。[1]
先ほどの14.0%という数字は、中止するまでに減った体重の14%が戻ったという意味ではなく、中止時点の体重から平均14.0%増加したことを示しています。
また、2025年に発表された追加解析では、中止から1年後、対象となった参加者の82.5%が、それまでに減った体重の25%以上を取り戻していました。[2] 例えば、それまでに20kg減っていた場合、5kg以上が戻ることに相当します。
一方、17.5%では体重の戻りが25%未満にとどまっており、中止後の変化には個人差がみられました。[2]

マンジャロをやめるとリバウンドしやすい理由
マンジャロをやめた後に体重が増える背景には、いくつかの要因が関係している可能性があります。
中止後に食欲や食事量が変化する可能性がある
マンジャロを使用している間は、食欲や食事量に変化を感じる方もいます。
中止後は、使用中とは食欲や食事量が変化する可能性がありますが、変化の現れ方やタイミングには個人差があります。
減った体重を維持すること自体が簡単ではない
SURMOUNT-4では、食事や運動への生活習慣介入を続けていたにもかかわらず、チルゼパチドを中止したグループでは平均的に体重が増加しました。[1]
中止後の体重の戻り方には個人差があるため、使用中から無理なく続けられる食事や運動の習慣を整えておくことも大切です。
マンジャロをやめた後の体重管理でできること

中止後の体重管理を考えるうえでは、マンジャロを使用している間から、無理なく続けられる食事や運動の習慣を整えていくことも大切です。お薬をやめた後の生活もイメージしながら、自分に続けやすい方法を見つけていきましょう。
無理なく続けられる食生活を意識する
マンジャロを使用して食事量が減っているときも、極端に食事を減らすのではなく、必要な栄養をとることを意識してみてください。
中止後も続けられる食事の量や内容を考えながら、自分に合った食生活を整えていくことがポイントです。
体を動かす習慣をつくる
ウォーキングや筋力トレーニングなど、体調や生活に合わせて続けられる運動を取り入れてみるのもひとつです。
短期間だけ頑張るのではなく、日常生活の中で無理なく体を動かせる方法を探してみましょう。
体重の変化を定期的に確認する
中止後も体重を定期的に確認しておくと、変化に気づきやすくなります。
体重が戻り始めても、焦って食事量を極端に減らすのではなく、必要に応じて今後の体重管理について医師に相談してみてください。
マンジャロはいつまで続ける?一生使う必要がある?
「やめると体重が戻るなら、一生マンジャロを続けないといけないの?」と不安になる方もいるかもしれません。
マンジャロをどのくらいの期間使用するかは、一律に決まるものではありません。体重の変化だけでなく、使用する目的や体調、副作用なども含めて、一人ひとりに合わせて医師が判断します。
中止後に体重が戻りやすいというデータもありますが、それだけで「ずっと続ける必要がある」と決まるわけではありません。[1]
「目標体重になったからやめたい」「長期間続けることに不安がある」といった場合は、今後の方針を医師と相談してみましょう。
マンジャロに依存性はある?
「やめると体重が戻る」と聞くと、「マンジャロに依存してしまうのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。
マンジャロを中止した後に食欲や体重が変化することと、薬物への依存は分けて考える必要があります。チルゼパチドについて、薬物乱用につながることを示す既知の特徴は報告されていません。[3]
中止後に体重が増えたからといって、それだけでマンジャロへの依存を意味するものではありません。
一方で、「やめたらまた太るかもしれない」という不安から、お薬をやめることに抵抗を感じることはあるでしょう。そんなときは、今後の体重管理も含めて医師と相談しながら考えていくことが大切です。
マンジャロをやめるタイミング・やめ方は?
マンジャロをいつ、どのようにやめるかについて、すべての人に共通するタイミングが決まっているわけではありません。
「目標体重になった」「副作用が気になる」「費用面で続けるのが難しい」など、やめたい理由も人によってさまざまです。
SURMOUNT-4では、徐々に用量を減らして中止する方法と、別の中止方法を比較していないため、「徐々に減らせばリバウンドしにくい」といったことは、この試験からは判断できません。[1]
そのため、自分で用量を変更するのではなく、体重の変化や体調などを確認しながら、今後の方針を医師と相談することが大切です。
ジュニパーでは、「そろそろやめたい」「やめた後の体重が心配」といった疑問についても、メディカルサポートチームにご相談いただけます。

マンジャロをやめた後についてよくある質問
Q. マンジャロをやめたら必ずリバウンドしますか?
中止後の体重変化には個人差があります。ただし、臨床試験ではチルゼパチドを中止した後、多くの参加者に体重の増加がみられました。[1][2]
Q. マンジャロをやめたら、すぐに食欲が戻りますか?
変化が現れるタイミングは人によって異なります。チルゼパチドの半減期は約5〜6日とされており、中止した翌日に体内からすべてなくなるわけではありません。[4] 一方、薬の作用が消失するまでの期間については検討されておらず、データはありません。[5]
Q. 目標体重になったらマンジャロをやめてもいいですか?
目標体重に達したことだけで、中止するタイミングが決まるわけではありません。体重を維持できているか、体調に問題がないかなども含めて、医師と今後の方針を相談することが大切です。
Q. 一度やめたマンジャロを再開できますか?
再び使用できるかどうかや、再開する場合の用量については、体調や中止した理由などによって判断が異なります。自己判断で再開せず、まずは医師に確認してください。
Q. マンジャロは依存するお薬ですか?
中止後に体重や食欲が変化することと、薬物への依存は同じではありません。「やめると体重が戻る=依存している」ということではなく、分けて考える必要があります。
まとめ
マンジャロをやめた後のリバウンドや体重変化について、今回のポイントをまとめます。
- マンジャロを中止した後、体重が増加することがある
- 臨床試験では、中止後に体重が戻った方が多かった一方、戻り方には個人差がみられた
- 中止後の体重増加と、薬物への依存は別のもの
- 使用中から、無理なく続けられる食事や運動を意識することも大切
- マンジャロを続ける期間は一人ひとり異なる
- やめるタイミングや方法は、医師と相談しながら決めていく
マンジャロをやめることを考え始めたとき、「また体重が戻ったらどうしよう」と不安を感じることもあるでしょう。
ジュニパーでは、使用中の疑問はもちろん、やめるタイミングやその後の体重管理についてもメディカルサポートチームにご相談いただけます。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。※マンジャロは医師の処方が必要な医療用医薬品です。本記事は情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。※治療の効果や体重の変化には個人差があります。


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