マンジャロ(チルゼパチド)を使い始めてから、「お酒をあまり飲みたいと思わなくなった」「自然と量が減った」と感じる方もいるようです。
では、マンジャロとお酒にはどのような関係があるのでしょうか。この記事では、マンジャロ使用中にお酒を飲んでもよいのか、お酒を飲みたい気持ちや飲酒量に変化はあるのかについて、実際の体験談と研究データをもとに、ジュニパーの薬剤師が解説します。
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マンジャロを始めて飲酒量に変化?利用者の体験談
ジュニパーのメディカルダイエットを利用しているK.Y.さん(60代・男性)は、開始から約1ヶ月で3kgの体重減少を経験。
体重だけでなく、お酒への向き合い方にも変化を感じたといいます。

「2回目から、食欲がまるっきり変わった」
以前は毎日のようにたくさん飲んでいたビールも、自分で量をセーブできるようになったとのこと。
ただし、こうした変化がお薬の作用によるものか、生活習慣全体の変化によるものかは、体験談だけでは判断できません。K.Y.さんの場合も、マンジャロによる変化だったと断定することはできない点には注意が必要です。
※体験談は個人の感想であり、効果には個人差があります。

マンジャロでお酒を飲みたくなくなる?GLP-1とアルコール欲求の研究
GLP-1受容体作動薬と、お酒を飲みたい気持ちや飲酒量との関係については、現在さまざまな研究が行われています。
動物実験では、GLP-1受容体への作用によってアルコール摂取量が減少したことが複数の研究で報告されました。[1][2]
また、人を対象とした研究も行われています。アルコール使用障害のある成人48人が参加した2025年の臨床試験では、セマグルチドを使用したグループで、1回の飲酒日の飲酒量や週ごとのお酒を飲みたい気持ちなど、一部の項目に減少がみられました。一方、1日あたりの平均飲酒量や飲酒日数には、はっきりとした差はみられていません。[3]
このように、GLP-1受容体作動薬とアルコールの関係については研究が進んでいるものの、結果にはばらつきがあり、現時点でははっきりとした結論は出ていません。[4]
マンジャロの仕組みについてより詳しく知りたい方は「マンジャロとは?GLP-1・GIPの仕組みから副作用・始め方まで【薬剤師監修】」もあわせてご覧ください。
マンジャロ(チルゼパチド)とお酒の研究はある?

上記の臨床試験で使用されていたのは、セマグルチド(ウゴービなどの有効成分)です。
一方、マンジャロの有効成分であるチルゼパチドについては、お酒を飲みたい気持ちや飲酒量への影響を直接調べた研究は、現時点では限られています。
チルゼパチドはGLP-1受容体とGIP受容体の両方に作用する薬剤ですが、アルコールとの関係についてはまだ研究段階です。そのため、「マンジャロを使うとお酒を飲みたくなくなる」と断定することはできません。
実際にお酒を飲みたい気持ちや飲酒量に変化を感じたとしても、それがお薬によるものなのか、食生活や生活習慣などの変化によるものなのかは、一概には判断できません。
マンジャロ使用中にお酒を飲んでも大丈夫?
マンジャロでは、吐き気・下痢・便秘などの胃腸症状があらわれることがあります。[5]
マンジャロ使用中の飲酒については、体調や健康状態などに合わせて注意が必要です。特に吐き気や下痢などの症状がある場合は無理に飲まず、飲酒してよいか迷う場合は医師や利用している医療機関に相談しましょう。
副作用の詳細や対処法については「マンジャロの副作用は?吐き気・下痢・便秘の対処法を解説」もあわせてご覧ください。
ジュニパーのサポート体制
ジュニパーでは、治療中の生活習慣についての疑問や不安を、LINEを通じて医師・薬剤師・管理栄養士にご相談いただけます。
「お酒の量はどうすればいい?」「副作用と飲酒の関係が気になる」といった疑問も、一人で判断せずご相談ください。

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マンジャロとお酒についてよくある質問
Q. マンジャロでお酒を飲みたくなくなるのは本当ですか?
GLP-1に関連するお薬と、お酒を飲みたい気持ちとの関係については、現在研究が進められています。
セマグルチドを用いた一部の臨床試験では、お酒を飲みたい気持ちや1回の飲酒日の飲酒量など、一部の項目に変化がみられました。[3] ただし、すべての飲酒に関する項目で明確な差が確認されたわけではありません。
また、この研究で使われたのはセマグルチドです。マンジャロの有効成分であるチルゼパチドについては、お酒を飲みたくなくする効果が確認されているわけではありません。
Q. マンジャロ使用中にお酒を飲んでも大丈夫ですか?
マンジャロ使用中の飲酒については、体調や健康状態などに合わせて注意が必要です。
特に吐き気や下痢などの症状がある場合は無理に飲まず、飲酒してよいか迷う場合は医師や利用している医療機関に相談してください。
Q. マンジャロ使用中のお酒はどのくらいまで飲んでいいですか?
適切な飲酒量は、体調や健康状態などによって異なります。そのため、一律に「○杯まで」と決めることはできません。
どのくらい飲んでよいか気になる場合は、医師や利用している医療機関に相談してください。
Q. マンジャロを使うとお酒に弱くなることはありますか?
現時点で、マンジャロによって「お酒に弱くなる」ことが確認されているわけではありません。
治療中にお酒を飲んだときの感じ方に変化があった場合は、無理に飲酒を続けず、気になる場合は医師や利用している医療機関に相談してください。
Q. GLP-1薬でお酒への欲求が減るというのは本当ですか?
セマグルチドを用いた臨床試験では、お酒を飲みたい気持ちや一部の飲酒指標に変化が報告されています。[3]
ただし、研究データはまだ限られており、すべての評価項目で同じ結果が得られているわけではありません。[4] また、マンジャロの有効成分であるチルゼパチドにも同様の影響があるかどうかは、現時点では明らかになっていません。
まとめ
GLP-1受容体作動薬と、お酒を飲みたい気持ちや飲酒量との関係については、現在さまざまな研究が行われています。セマグルチドを用いた一部の臨床試験では、アルコール欲求や一部の飲酒指標に変化が報告されました。[3]
一方、マンジャロの有効成分であるチルゼパチドについては、お酒を飲みたい気持ちや飲酒量への影響を直接調べたデータはまだ限られています。そのため、現時点で「マンジャロを使えばお酒を飲みたくなくなる」と断定することはできません。
マンジャロ使用中のお酒について気になることがあれば、体調を見ながら、医師や利用している医療機関に相談しましょう。
ジュニパーでは、メディカルダイエットについて気になることをLINEでご相談いただけます。
この記事の監修者
ジュニパー薬剤師 芝軒千紘
※本治療は保険適用外の自由診療です。医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。※治療の効果や副作用の現れ方には個人差があります。体調に変化がある場合は、自己判断せず医師にご相談ください。※マンジャロは日本国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています。メディカルダイエットを目的とした使用は、承認された効能・効果の範囲外となります。


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