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脇肉はなぜできる?その原因と解消法

下着からはみ出る脇肉の原因やその解消法などについて網羅的にご紹介します。

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胸の横側や脇の下に膨らみがあることに気づいたとき、何が原因か心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。特に、下着(ブラジャー)をつけたときに自分のバストラインに気づく方も多いでしょう。

このしこりは正常なものであり、特に女性に発生する可能性が多くあります。

原因は、単に脇の下についた余分な脂肪の可能性がある一方で、腋窩乳房組織と呼ばれるものが原因の場合もあります。

この記事では、脇の下の脂肪と腋窩乳房組織の違いを詳しく説明し、解消する方法についても迫っていきます。

脇の下の脂肪の原因は?

こうした体脂肪分布は遺伝子が関わっている場合も大きいですが、そのほかにも原因になりうる要因はいくつかあります[1]。以下に例をご紹介します。

  • 長時間、きつい服を着ている
  • 姿勢が悪い状態が続く(デスクワークなどの事務仕事をしている方に多く見られる症状)
  • 過体重の方、肥満を克服しようとしている方

過剰な体重は腕や太ももの一部の周りに脂肪ポケット(脂肪が溜まりやすい場所)を作ってしまう可能性があります。減量することで改善が見込めます。

腋窩乳房組織とは?脇の肉との違いは?

腋窩乳房組織自体は、通常の乳房組織と同様に線維性のもので、脂肪の蓄積とは関係ありません。この腋窩の乳房組織は顔、首、または耳に見られ、症例の 20% は腋窩または脇の下に見られます [2]。

月経、妊娠、閉経などによりエストロゲンとプロゲストゲンのレベルが変化すると、腋窩乳房組織がこれらのホルモンレベルの変化に反応して腫れることがあります。そのため、ホルモンの変動を通じて形状やサイズが変化する可能性につながります。

腋窩乳房組織はホルモンの変動により形状やサイズが変わる可能性があることと対照的に、脇の下の脂肪は、急激な体重増加がなければすぐには膨らみません。このどちらに当てはまるかで、自分の身体の状態を判断することができるでしょう。

運動で脇の肉を落とすことはできる?

スポットトレーニングでは特定の部位の体重減少は見られませんが、脇の下の脂肪を減らすことは可能です。

有酸素運動と二の腕に重点を置いた運動習慣は、体全体の脂肪を減らす最も確実な方法であり、脇の下の脂肪を取り除くのに役立ちます。

悪い姿勢が過剰な体重増加に寄与するわけではありませんが、脇の下の脂肪がより目立つように見える可能性があります。猫背で立つとふくらみが大きく見えることがあります。

姿勢が原因の可能性がある場合は、ヨガを試してみてはいかがでしょうか。牛のポーズ、下を向いた犬のポーズ、猫のポーズなど、姿勢を改善する動きがおすすめです。

脇の脂肪を効果的に落とす方法は?

脇の脂肪をターゲットにして脂肪を落とすのは難しい場合があり、実際にほとんどの研究では特定の部位の縮小が不可能であることが示されています[3]。

ただし、体脂肪全体を減らすことで、特定の領域の体重を減らすことは可能です。最も効果的なのは健康的な食事と運動を組み合わせることで、脇の脂肪を減らすのに役立つ可能性があります。また、二の腕の筋トレで、脇周りの見た目を改善できる可能性があります。

手っ取り早く脇の肉を解消できる方法として脂肪除去を考えている方もいらっしゃるかもしれません。脂肪除去の長所と短所についてもご紹介します。

脇の脂肪除去のメリットとデメリット

脇の脂肪や腋窩乳房組織は症状によって引き起こされるものではないため、心配する必要はないものの、脂肪除去を考える方もいらっしゃるかもしれません。脇の肉にアプローチする一般的な手術は、脂肪吸引と切除の2種類です。

脂肪吸引

比較的身体への負担が少ない手術です。この手術は比較的短時間で完了し、手術を受けた当日に帰宅できる可能性も(※クリニックによる)。あざや腫れが完全に消えるまでに数ヶ月かかる場合があります。

腋窩乳房組織の除去

この手術には、脂肪吸引か切除、またはその両方の組み合わせが必要となる場合があります。最も適切な処置の種類は過剰な乳房組織の原因によって異なるため、医療専門家に相談するのが最善です。

上記でご紹介した手術は、手っ取り早く脇肉を解消できる反面、他の様々な手術と同様に合併症が伴うことも知っておくことが重要です [4]。一般に安全であると考えられていますが、次のような合併症が発生する可能性もあります。

  • 神経損傷
  • 肩こり
  • 感染
  • 傷跡が残る [5]

また、これらの手術は基本的に自由診療となるため、費用面も検討しておく必要があります。脂肪吸引の価格は部位ごとやクリニックごとに異なりますが、平均的な相場は20〜50万円ほど[6]だと言われています。

脇肉の原因が腋窩乳房組織の場合、切除するには外科的処置が唯一の選択肢になるかもしれませんが、腋窩乳房組織の症例は非常にまれであり、女性の 2 ~ 6% にしか存在しないことも明らかになっています [7]。

脇の脂肪を減らす総合的な方法

上記でご紹介したように、腋窩乳房組織を持つ女性は2〜6%であることから、過剰な脂肪が原因となって脇の肉がついている方がほとんどだと思います。

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